【声優になろう】滑舌克服!!早口言葉例題集【マ、ヤ行】
滑舌が苦手な声優志望者におすすめの練習法と言えば『早口言葉』ですよね。
早口言葉の文章で苦手な滑舌を確認することは、あなたの滑舌改善に必ず役立ちます。
そこで、現役のプロの声優さんに監修していただいた、早口言葉例題集をご紹介したいと思います。
マ、ヤ行の例題文
今回は、『マ、ヤ行』の例題文になります。
この文章を読んで、子音の点検をしてください。
何度も練習をして、滑舌を改善できるように頑張ってくださいね。
※初めはゆっくり丁寧に読むように心がけてください。
「マ」の例題文
隣の茶釜は唐金茶釜だが うちの茶釜も唐金茶釜で どちらも唐金茶釜だ。
駒込のわがまま者と 中野の怠け者。
青巻紙赤巻紙黄巻紙で三巻紙 赤巻紙青巻紙黄巻紙で六巻紙 巻き巻きつないで長巻紙。
今今と 今と言う間に今ぞなく 今と言う間に 今ぞ過ぎゆく。
ママの真似のままごと ママは ままよと気ままのまま。
「ミ」の例題文
見守る者がいて お目見えも ままならない。
この神酒は 我が神酒ならず 日本作す大物主の醸みしこの神酒。
皆々様の見ている御前で 小気味よく 右の耳から耳輪を三つ見事に取り出して見せます。
右の耳かざりを 見てみなさい。
微妙な美味に 未亡人身びいきの身震い。
「ム」の例題文
麦ごみ麦ごみ三麦ごみ 合わせて麦ごみ六麦ごみ。
六軒町の 曲がり短い六曲がりの 六軒目の曲がり目が 六軒屋。
虫と言えど 虫はあまたの虫なれば 虫の音ききて 虫選びせん。
むかむかっとして むくむく起き むにゃむにゃ言ってた報いでむくむ。
木綿物のムームーをまとった娘が 松虫鳴く無名戦士の墓に まむし酒をかけ 昔を思い涙ぐむ。
「メ」の例題文
雨にめいって めそめそするとは女々しい。
大真瓶 中真瓶 小真瓶。
目医者と名刺屋は めいめい 名士に面識があった。
目医者は 目を目で見て 目薬をさした。
めそめそだったが めきめき めちゃめちゃ めっぽう強くなった。
「モ」の例題文
すももも桃も 桃のうち。
森の杢兵衛 最中をもぐもぐ 森ももぐもぐ 文句ももぐもぐ もぐもぐもぐもぐ 六もぐもぐ。
父母が 殿の後方のももよ草 百世いでませ わがきたるまで。
匁の目盛りも読めない者共は 豆と籾の もめ事にも黙々と もみ手を続けるのみ。
もしも もともとのものなら もじもじ もの申すのも もったいない。
「ミャ」の例題文
猫が拝みゃがる 犬が拝みゃがる 馬が拝みゃがる。
明日 明後日 明々後日 宮城から コミュニケと土産がくるのが奇妙。
バミューダをはいた大豆生田君は ミュンヘンでミュージシャンとコミュニケート。
美々代が髪結いの身寄りと夫婦になりたくて 明神様に明朝までお百度参りとは 男冥利。
宮家にとっては 結構な御代だったが 脈拍が途絶えたように終戦 妙案もないまま その翌年に名字を隠して 妙義山のふもとまで都落ち。
「ヤ」の例題文
お綾や お湯へ行くと八百屋にお言い。
山々を超え やあやあ やれやれ やっと今夜の宿屋。
夢の世に 夢に夢見る夢の人の 夢物語するも 夢なり。
悠々としているようだが もはや猶予はならぬ ゆくゆくは ゆゆしくなる故 ゆめゆめ油断めさるな。
世が世ならば 四方山話に酔う夜々なのに 夜な夜な夜露にぬれよよと泣くのは よくよくの事。