【声優になろう】滑舌克服!!早口言葉例題集【カ行】
滑舌が苦手な声優志望者におすすめの練習法と言えば『早口言葉』ですよね。
早口言葉の文章で苦手な滑舌を確認することは、あなたの滑舌改善に必ず役立ちます。
そこで、現役のプロの声優さんに監修していただいた、早口言葉例題集をご紹介したいと思います。
カ行の滑舌例題文
今回は、『カ行』の例題文になります。
この文章を読んで、子音の点検をしてください。
何度も練習をして、滑舌を改善できるように頑張ってくださいね。
※初めはゆっくり丁寧に読むように心がけてください。
「カ」の例題文
貨物船の旅客は 貨物と一緒で 旅客運賃が安い。
辛きもの 辛子 から蓼 からひるや 唐木を焚いて 辛炒りやせん。
神田鍛冶町の角の 乾物屋の勘兵衛さんの所で 勝栗買ったら堅くてかめない 返しに行ったら勘兵衛さんのかかあが出てきて かんしゃく起こして カリカリかめた。
加賀の家中の家老のかみさん 髪結うかもじ 買おうか止そうか止そうか買おうか 家老に聞いても 皆目知れない。
かっぱと亀がかけ事して カチカチ山を駆け上がり かっぱは途中で脚気にかかり葛根湯を飲んでいた 亀は構わず カッカカッカと駆け上がって かけ物をみんな取った。
「キ」の例題文
規格価格か 駆け引き価格か。
菊桐菊桐三菊桐 合わせて菊桐六菊桐。
昨日の君は 聞きしに勝る奇麗な君。
外国から 夏季休暇で故国に帰国した 企画局員に関し 刑事は聞き込みを開始。
きっかけ聞く子が ごく聞かん気で きっかけ聞く気か聞かん気か お小言食い食い きっかけを聞く。
「ク」の例題文
食い物屋の 鯨肉のくずが腐っていて 食ったらくらくら 黒っぽい草色の薬を呉れ。
菊栗菊栗三菊栗 合わせて菊栗六菊栗。
黒木町の黒づくり屋の黒木屋の黒犬が 食らいついて 黒血ゃ九斗九升九合出た。
熊がくる国 熊の食う栗。
潜りつけりゃ潜りいい栗の木の潜り戸だが 潜りつけなけりゃ潜りにくい栗の木の潜り戸だ。
「ケ」の例題文
毛皮と毛糸の景気は 桁外れに険しいと 経済通が警告。
経験者が 結束して警戒を決定とは結構。
ケットをかぶった毛唐と 剣を持った毛唐が けんかして決闘になり 結局 二人の毛唐が怪我をした。
彼は 奇々怪々の景気の動きに嫌気がさしたので 掛け金を書き換えたが 欠損は免れる訳にはいかない。
効果は 結果に係るが 果敢に決行する気。
「コ」の例題文
ここ ここ ここが 案山子のかかと。
困ることに ここも 心ない古々米。
一寸ばかりの子小僧が 小袈裟に紺衣に 小数珠に小首に こがけて 小坂を小降りに小寺に参り候。
ここの小山の小寺の小僧が 小棚の小味噌を こなめて 小頭こきんと小突かれた。
心こそ心を迷わす心なれ 心に心心許すな。
「ガ行」の例題文
がけ上の学校の頑固な学生が ガラス戸をガンガン叩いて ガリガリ先生に がみがみがなられた。
銀行への義理のため 犠牲者あてに義援金を出した ぎすぎすした議会の議員。
下駄ばきベレー帽の芸術家を倒した下手人は ゲームで激怒した外科医だった。
五島列島に 豪壮な御殿を持つ豪農。
乳牛の牛乳と肉牛の牛肉を ギューギュー詰め込んだので 胃の腑がギューッとなった。