声優志望者は声優学校に行くな!?と言う言葉の無責任さについて

声優志望者は声優学校に行くなと言う意見を耳にしました。

何でも声優業界の方がおっしゃっていたそうです。

最初に聞いたときは、すごい尖った意見を言う人だなぁと思いました。

もちろん、その方にはその方の思いがあるのでしょう。

まあ、それはそれとして。

せっかくですので、声優学校に行かなくても声優になることができるのかを解説していきます。

声優学校に行かなくても声優にはなれる

結論から言いますと、声優学校に行かなくても声優になることはできます。

なぜなら、実際に声優学校に行かずに声優になっている人がいるからです。

しかし、声優学校を経由せずに、どうやって声優になっているんでしょうか。

例を二つほど上げてみたいと思います。

一般公募の声優オーディションに合格して

まずは、一般公募の所属声優オーディションに合格して声優になることです。

これが、声優学校に通わずに声優になるスタンダードな方法かもしれません。

合格者が演技未経験の場合は、一時的に声優学校に通うことになると思いますが、費用はほとんどかからないでしょう。

また、大手声優事務所や制作会社が主催している所属声優オーディションに合格できれば、人気声優の階段を駆け上がることも夢ではありません。

他にも、特待生オーディションに合格することで、比較的安価で声優学校に通うことができます。

声優事務所に履歴書とボイスサンプルを送る

これは、演技経験者限定のやり方になりますが、所属したい声優事務所に直接、履歴書とボイスサンプルを送る方法もあります。

特に中小規模の声優事務所であれば、送った資料にに目を通してくれる可能性は非常に高いでしょう。

手っ取り早い方法ではありますが、とてもハードルは高くなります。

ただし、ダメ元で送ってみても良いかもしれません。

声優学校を経由せずに声優になれる確率は低い

他にも、劇団を経由して入ったり、知り合いの声優さんに紹介してもらうなどの例があります。

しかし、いずれの場合も非常に高いハードルを越える必要があるでしょう。

特に一般公募の声優オーディションについても、人気のあるところだと応募総数が数千人を超えてきます。

その数千人の中から選ばれなければ、声優になることができないとなると、あまりにも、声優になれる確率が低すぎると思いませんか？

そのため、多くの声優志望者は声優学校に入学するのです。

声優学校は声優になる確率を上げるところ

確かに声優学校は、必ず行かなければならないところではありません。

また、費用も決して安くはありません。

しかし、声優学校に通えば、確実にあなたが声優になれる確率は上がります。

今現在、一番声優になれる確率が高いのは、声優学校に行きながら一般公募の声優オーディションに応募することと言っても過言ではありません。

声優学校に行かなくても声優になることはできます。

しかし、その確率は非常に低くなることを忘れないでください。

あなたが知っている有名声優さんも、声優学校を経由してプロの声優になっている人が多いと思いますよ。