アニメ声優になるために!!上手くやろうより思いっきりアピールしようを大切に
声優オーディションで自分の実力を発揮したい。
こう思っている声優志望者は多いのではないでしょうか。
実際に声優志望者から、声優オーディションで実力を発揮できないといった悩みは大変多くいただきます。
そんなお悩みを抱えているあなたに質問です。
あなたは声優オーディションの審査を受ける時、どのような気持ちで臨んでいますか?
上手にやりたいなと思って演じていませんか?
もしそうだとすると、あなたは声優オーディションの落とし穴に引っかかっているかもしれません。
上手くやろうは危険
そもそも上手くやろうとは一体何を上手くやることだと思いますか?
例えを出しましょう。
可愛いキャラクターのセリフをアニメ声を使用して演じなければならない時。
上手にやろうとするなら何を意識しますか?
滑舌や読み違いを意識する
恐らく多くの声優志望者が意識してしまうのは、滑舌がきちんと出来ているかや読み間違えがないかだと思います。
声優になるチャンスである声優オーディションで滑舌不良になったり、読み違いをしてしまったりするのは非常に怖いですからね。
特にアニメ声で演じるときは、口の形や舌の位置を変化させることもありますから、滑舌不良になりやすくなります。
また、普段から声優学校の講師に滑舌を指摘されている人は、なおのこと意識してしまうかもしれませんね。
キャラクターに合ったアニメ声を維持する
キャラクターに合ったアニメ声を維持することに意識を向ける人もいると思います。
アニメ声のキープは非常に難しく、感情が高ぶってしまうと地声に戻ってしまうことがあります。
男の子役を演じたい女性声優志望者の中は、大声で叫ぶと女性に戻ってしまうことを経験されている方もいるかもしれません。
そのような難しいアニメ声で演技をする場合、アニメ声の維持に意識がいってしまうのは仕方のない部分もあるでしょう。
【少年役についての詳細記事はこちらから】
声優オーディション合格への道!!少年役を勝ち取るために意識すべきこと
苦手なものほど意識する
あなたはもう気づきましたか?
実は上手にやりたいと意識してしまうものは、あなたが今苦手なものだということを。
滑舌や初見の台本が苦手な人は、声優オーディションで滑舌や台本を間違えずに読みたいと思うでしょう。
アニメ声が苦手な人は、キャラクターの声が変わらないように意識すると思います。
ですが、それは声優オーディションに集中できている状態でしょうか?
声優オーディションで実力以上の力は出せない
声優オーディションで上手にやりたいと意識するということは、実力以上の力を出したいと思っていることと同じです。
しかし本番であなたが今まで練習してきたもの以上のことができるようにはなりません。
今のあなたの実力で戦っていく必要があるのです。
では、声優オーディションではどのような心持ちで臨めばいいのか。
それは、今のあなたを自信を持ってアピールすることです。
声優オーディションは今のあなたをアピールする場所
声優オーディションの審査員からすれば、滑舌などを意識して縮こまったあなたではなく、思い切って演技をしているあなたが見たいと思っています。
声優オーディションの審査員は、あなたの良いところを探しています。
本番では自分の短所に目を向けず、あなたの魅力を審査員にアピールしてください。
特にアニメ声優になりたい声優志望者にとっては、個性のアピールが何よりも重要ですよ。
自分を信じて頑張ってくださいね。