声優になるには!?早口言葉を練習する声優志望者が注意すべきポイントとは!!
あの竹垣に竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけたのだ。
瓜売りが、瓜売りに来て売り残し、売り売り帰る、瓜売りの声。
あなたはこのような言葉を見かけたことがありますか?
既に声優学校に通っている声優志望者であれば、教本などで見ているかもしれません。
声優を目指す人が初めに訓練することは、発声と滑舌です。
そして多くの声優志望者が、早口言葉の文章を読んで滑舌のトレーニングをしています。
熱心に練習している声優志望者の中には、早口言葉を暗記している人もいるかもしれませんね。
ですが、この早口言葉。
滑舌練習で使うときには、あることに注意しなければなりません。
早口言葉と言う名前の罠
勘違いしないでいただきたいのが、早口言葉の文章を滑舌の強化に使用することは非常に良いことです。
どんどん練習していただきたいなと思います。
しかし、早口言葉という名前に騙されてはいけません。
早口言葉は早く読んではダメ!!
先ほども言いましたが、声優志望者が早口言葉を読む目的は滑舌の強化です。
間違っても、早口言葉をスラスラ読めるようになることではありません。
ですが、早口言葉を熱心に練習している声優志望者の中には、文章を暗記してしまい、早口言葉を早く読んでしまうことがあります。
いわゆる読み慣れと言われるものです。
ですが、これでは滑舌の練習にはなりません。
滑舌が身についていない声優志望者が早読みをしてしまうと言葉が潰れてしまうのです。
滑舌練習は、正確な滑舌を自分の体に覚えこませていくものです。
雑に練習してしまうと効果がなく、むしろ悪い癖を身に着けてしまう可能性もあるのです。
早口言葉は必ず丁寧に読むこと!!
早口言葉を使って滑舌練習をするときは、必ず丁寧に読むことを心がけてください。
滑舌練習は、筋肉トレーニングと同じです。
適当に筋トレをしても、鍛えたい筋肉を効率的に鍛えることはできませんよね。
それと同じように、滑舌練習も舌の位置から口の形を意識しながら丁寧に練習しなければ、強化はできないのです。
ボイスレコーダーや鏡を使おう
1人で滑舌の練習をするのであれば、ボイスレコーダーや鏡を使用することをおすすめします。
ボイスレコーダーがあれば、自分の何が弱いのかを把握することができますし、鏡は口の形を確認することができます。
もちろん、声優志望者の仲間や講師の方に見てもらうのも有効な手段です。
このようにあなたの状態を客観視することで効率の良いトレーニングができるようになります。
今こそ滑舌練習を見直そう!!
毎日滑舌練習をしていると、どうしても飽きてしまうことがあると思います。
その結果、知らず知らずのうちに練習が雑になっていることは、あり得ることです。
もし、心当たりがあるのであれば、是非丁寧に練習をしてみてください。
あなたが目指している声優という職業になるには、滑舌の強化は避けて通れません。
また滑舌練習をしているのに、滑舌が全く改善されないと感じている人も、丁寧に練習することを意識してくださいね。