声優になるには知っておきたい!!収録現場の暗黙のルール教えます!!
収録現場に入るときのルールを教えてください!!
あなたはアニメや外画、ゲームを収録するスタジオに入ったことはありますか?
既に声優学校に通っている声優志望者は、実際に収録で使われるスタジオを使ってマイクワークの授業を行っているかもしれません。
ですが、収録スタジオに入ったことがない声優志望者の方もたくさんいらっしゃると思います。
また、声優学校に入学していない声優初心者の方は、収録スタジオがどのようなところかよくわかりませんよね。
そんな収録スタジオですが、使用するときにはいくつか気を付けなければならないルールが存在します。
この暗黙のルールを知っておけば、声優オーディションで収録スタジオを使うときも安心ですよ。
収録スタジオで絶対にやってはいけないこと
まずは、収録スタジオで絶対にやってはいけないことについてです。
これは必ず覚えておいてください。
スタジオのマイクに触らない!!
あなたが収録スタジオに入った時、既にスタジオ内にマイクがセットされていると思います。
ですが、マイクの位置があなたに合っているとは限りませんよね。
その時、良かれと思って自分でマイクの位置を調節してしまう人がいます。
これは、絶対にやってはいけません。
収録スタジオで使用するマイクはとても高額なものです。
もし、あなたが不用意にマイクに触れ、結果としてマイクを壊してしまったらどうなるでしょう。
あなたはそのマイクを弁償しなければならなくなります。
マイクの高さを合わせたりするのは、収録スタジオのスタッフの方がやってくれます。
これは、アフレコスタジオでも、ナレーションスタジオでも同様です。
マイクは自分で調節せず、スタジオのスタッフの方にお願いするということを覚えておいてください。
音が出やすい服装
収録スタジオで使用されるマイクは高額なだけあり、非常に高性能です。
そのため、思いもよらない小さな音までも録音してしまいます。
アフレコ中にお腹がなってしまい、NGテイクになってしまうエピソードを耳にしたことがある人もいるかもしれませんね。
そんな小さな音も録音してしまう収録で、新人声優が良くやってしまうのが、音の出やすい服を着用してしまうことです。
動いたときの服が擦れる音やアクセサリーの音、足音がなりやすい靴などは要注意です。
あなたが少し動いただけで、収録が止まってしまうようなことになれば、泣くに泣けませんよ。
スタジオ関係者への挨拶
そして声優オーディション、収録現場だけでなく、ボイスサンプルなどの収録の時も、収録スタジオのスタッフの方への挨拶は必ず行いましょう。
特に挨拶を忘れがちになってしまうのが、あなたの音声を調整してくれるミキサーの方への挨拶です。
ミキサーさんは、あなたの声のボリュームや編集などをしてくれるあなたのアシストをしてくれる人です。
良い印象を与えておいて損はありません。
プロの声優にとって、収録スタジオのスタッフの方と良い関係を作ることも仕事のひとつです。
声優さんの中には、差し入れを欠かさない方もいるくらいです。
もちろん、声優オーディションで差し入れを持っていく必要はありませんが、そのような気配りがとても大切だということは覚えておいてください。
当たり前のことをしっかりやろう!!
収録スタジオで気をつけることを書いてきましたが、特に難しいことはなかったと思います。
特に、スタッフの方への挨拶なんて知らなくてもできるよと思った方もいるかもしれません。
意外と出来ていない人が多いんです(笑)
ですがそれは当然のことなのかもしれません。
だって収録現場はすごく緊張しますから。
あなたには、どんなに緊張した状態だったとしても、収録スタジオで当たり前のことをやってほしいと思います。
それが、プロの声優になるのに必要なことなのは間違いありませんよ。