ベストパフォーマンスが出せない!!緊張を力に変える方法とは!?

声優オーディションでどうしても緊張してしまい、思うように力を発揮することができません。
このような悩みを抱える声優志望者は多いのではないでしょうか。
私が審査員を務めた声優オーディションでも、台本を持つ手が震えている人や、自己アピールで話すことをを忘れてしまう人がいました。
声優オーディションは、声優になるためのチャンスです。
そのような大舞台で実力を発揮できないのは避けたいですよね。
では、緊張せずにパフォーマンスを発揮するにはどうしたら良いのでしょうか。
失敗をしないようにするとさらに緊張してしまう
そもそも声優志望者はなぜ緊張してしまうのでしょうか?
周りの声優志望者の人に話を聞くと、多くの人が言っていたのは、失敗への恐れでした。
声優オーディションはあなたの人生を変えるかもしれない日。
自分の魅力を審査員にぶつけてやろうと思ってくれれば良いのですが、どうしても失敗したらどうしようと思ってしまうそうです。
そしてこの負の感情の厄介なところは、緊張しないようにしようとすればするほど、かえって緊張してしまうことにあります。
失敗したらどうしよう→緊張する→忘れようとする→かえって緊張を意識してしまう→さらに緊張する
このような負のスパイラルに陥ってしまうのです。
ではどうすればいいのって話ですよね。
でも、少し考えてみてください。
そもそも緊張ってそんなに怖いものなのでしょうか。
プロの声優も緊張をしている
そもそもプロの声優やアイドル活動をしている人たちは、緊張をしていないと思いますか?
そう、彼らもまた緊張をしているのです。
ですが、彼らのパフォーマンスを見ていると、とても生き生きしていますよね。
とても緊張をしているとは思えません。
ではなぜ、彼らは緊張していても、あれだけのパフォーマンスを出せるのでしょうか?
それは彼らが緊張を「緊張感」に変えているからです。
それは失敗を恐れない気持ちから生まれます。
失敗することを認めることが大事
プロの人たちは、決して失敗を恐れません。
それは、普段の練習に自信を持っていることもありますが、失敗を恐れるとパフォーマンスが落ちてしまうことを知っているからです。
見ている人にベストパフォーマンスを提供したい
その気持ちが緊張を緊張感に変えているのです。
失敗を恐れて緊張している人は、今まで練習してきたことを思い出して、失敗を恐れずに審査員にぶつけてください。
声優オーディションで審査員が求めているのは、魅力のある人材です。
失敗することを怖がる人よりも、失敗を恐れずあなたの魅力をぶつけてくれたほうが、審査員は好感を持ちます。
声優初心者の人は、根拠はなくてもかまいませんから、絶対に声優になれるという自信を持って臨みましょう。
声優初心者は、声優学校経験者に演技ではかないません。
なので、あなたが将来絶対に声優になれるという可能性を審査員に見せてください。
もし緊張してしまったら深呼吸をして周りを見てみよう
もしそれでも緊張してしまっていると感じたら、一度深呼吸して周りを見てみましょう。
みなさん緊張している人ばかりだと思います。
緊張しているのが自分だけではないと感じられたら、普段の力が出せるかもしれませんよね。
そして緊張を緊張感に変えて、思い切って声優オーディションを受けてください。