NO.11 そもそも声優オーディションってどんなことをやるのだろう？
あなたは声優オーディションに参加したことがありますか？
実は声優オーディションにはいくつかの種類に分類されます。
・声優事務所が開催する所属オーディション
・アニメなどの作品のキャスティングを決めるオーディション
・将来のスターを発掘する新人オーディション(特待生オーディション)
などがありますね。
特に近年は、上記のような一般公募の声優オーディションが増加傾向にあります。
そのため、声優学校に通っている声優志望者はもちろん、まだ演技の勉強をしていない声優初心者の方も積極的に声優オーディションに参加してほしいところです。
そんな声優オーディションですが、はたしてどのような審査をしているのか。
気になりますよね。
そこで今回は、私が知る一般的な声優オーディションの審査の流れについてご紹介していきたいと思います。
基本的な声優オーディションの流れ
基本的に声優オーディションは、
＜1次＞書類審査
＜2～3次＞実技審査
＜最終＞面接審査
このような流れで行われるのが一般的です。
まず、最初に行われる審査は書類審査です。
書類審査
書類審査は、あなたが送付した履歴書や応募フォームに記載した情報を元に審査を行います。
主に記入する項目としては、
・学歴、職歴、芸歴
・趣味、特技、資格
・自己PR
などになります。
記入後、指定された大きさの宣材写真を添付すれば応募をすることができます。
履歴書を郵送する場合は、指定されたオーディション申込用紙を使用します。
特に指定などがなければ、市販されているオーディション用の履歴書を使用しても構いません。
基本的に声優学校の入学試験で行われる書類審査で不合格になることはないと思います。
ただ、大手声優事務所が主催するような所属オーディション、キャラクター声優オーディションでは違います。
このような人気の声優オーディションは、参加者が数千人になることも珍しくありません。
それらの応募者全員の演技を見ることなどできませんので、必然的に書類審査の難易度は上がっていきます。
宣材写真や自己PRなどは手を抜かずに、納得するものを用意することが大切です。
実技審査
次は実技審査についてです。
一般的に実技審査は、
・自己アピール（一分程度）
・課題セリフ、課題ナレーション
・歌唱
などを審査していきます。
課題演技の台本は、事前にもらえることもありますが、基本的には当日配布されることが多い傾向があります。
自己アピール、課題セリフ、歌唱などが一通り済んだ後は、審査員からあなたへの質疑応答が始まります。
この時のために、審査員に聞かれるかもしれない内容を予測しておくと、慌てずに答えられるかもしれません。
ちなみによく質問をされているなと感じる項目は、
・なぜこの声優オーディションに応募したのか？
・あなたの長所と短所は何か？
・あなたは将来どのような声優になりたいのか？
このようなところでしょうか。
声優事務所の所属オーディションなどでは、『自社の声優で知っている人の名前を挙げてください』などの質問も来るかもしれません。
きちんと答えられるように予習をしておくとよいと思います。
また、アニメやゲームのキャラクター声優オーディションなどでは、実技審査を複数回行うことがあるようです。
それらの実技審査に無事合格した場合、最後に待っているのは面接審査になります。
面接審査
せっかく実技審査に合格したのに、面接審査で不合格になるのはもったいないですよね。
気を引き締めて臨みましょう。
最後に面接を行う理由は簡単です。
あなたがどんな人なのかを知ることで、一緒に仕事ができる人材なのかを見極めるためです。
ここまで来たら、あなたの声優になりたい気持ちを正直に話し、合格を勝ち取ってください。
以上が一般的な声優オーディションの流れになります。
声優オーディションはたくさん開催されていますので、これに当てはまらないものもあるでしょう。
その場合は、臨機応変に対応をしてください。
悩むならまず応募しよう！！
まだ声優の勉強をしたことがない声優初心者にとって、声優オーディションに応募することはハードルが高いかもしれません。
ですが、本当に声優になりたい気持ちがあるのであれば、積極的に声優オーディションに応募してください。
声優オーディションは宝くじと同じで、応募しなければ合格することはできません。
そして声優はモデルなどと違い、原宿を歩いていたらスカウトされるようなこともありません。
あなたが声優になるための行動を起こさなければ、絶対に声優になることはできないのです。
もちろん、闇雲に声優オーディションを受ける必要はありません。
ですが、あなたが参加したいと思った声優オーディションは、積極的に応募してみると良いと思います。
是非即行動を心がけてくださいね。
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