NO.20 思わぬ落とし穴!?声優オーディションの面接で注意すべきこととは?
多くの声優オーディションでは、実技審査の後に面接審査が行われます。
面接をなぜ行うのかというと、あなたのことをよく知りたいからです。
実技審査によって、あなたの実力は把握できたかもしれませんが、あなた自身のことはまだよくわかりません。
それを少しでも知るために行うのが面接です。
実技審査に比べると簡単に思えるかもしれませんが、実はこの面接審査にはある落とし穴があるのです。
面接審査にはマナーがある!!
就職活動を行った人ならわかると思いますが、面接にはマナーがありますよね。
もちろん、声優オーディションの面接審査で過度なマナーが必要だとは言いません。
ですが、あまりに声優志望者が面接マナーに無頓着なのはいただけません。
審査員からすれば、面接の準備はしてこなかったのかなと思ってしまいます。
これではせっかく実技審査で合格したのに台無しですよね。
そのようなことを回避するには、面接のマナーは知っておく必要があります。
面接マナーの流れ
それでは面接のマナーについてご紹介していきます。
まずは、面接室入室前から椅子に着席するまでのマナーです。
面接室入室前
面接室に入室するときには、帽子や上着を脱ぎ、ノックをしましょう。
相手から入室の許可が出ましたら、「失礼いたします」と一声かけてから入室してください。
ちなみに「失礼します」は丁寧語ですが、「失礼いたします」は謙譲語ですので、審査員に敬意を表す言い方になります。
「失礼いたします」を使ったほうが審査員に良い印象を与えられるでしょう。
帽子や上着を身に着けたまま面接を受けるのはマナー違反ですので絶対にやめましょう。
入室後はすぐに椅子に座ってはいけません。
椅子の横に立ち、
○○です。よろしくお願いします。
と言って、お辞儀をしましょう。
そして審査員から「お座りください」などの言葉をもらってから着席をしてください。
面接開始後
ここからが面接の開始になりますが、一つ気を付けてほしいことがあります。
審査員はあなたの人間性を引き出そうと色々な言葉をかけてくるでしょう。
中には、あなたの緊張をほぐそうと雑談から始めたり、気さくに接してくれる人もいるかもしれません。
もちろん、緊張がほぐれるのは悪いことではありませんが、声優志望者の中には緊張感までなくしてしまい、審査員に馴れ馴れしい態度を取ってしまう人もいます。
どんなに話しやすい審査員だったとしても、あなたが審査される立場だと言うことは忘れないでください。
では面接マナーの流れに戻ります。
審査員の質問には、ある程度正直に答えていただいて構いません。
ただ質問に答える時は、必ず審査員の目を見て答えるようにしましょう。
審査員はあなたのコミュニケーション能力も見ています。
緊張して審査員と目を合わせないでいると、コミュニケーションが苦手だと思われてしまう恐れがあります。
また、自分のことをアピールしたいがために、自分でも気づかず自慢話ばかりをしてしまう人もいます。
審査員にとってその姿はとても残念なものでしかありません。
あなたは絶対にしないでくださいね。
合格後のビジョンを語る
ただ、あなたの声優にかける思いを審査員にアピールしたいですよね。
その時は、あなたが声優オーディション合格後にどのような声優になりたいのかを語りましょう。
ある程度具体的なビジョンがあるとなお良いと思います。
審査員にあなたがどのような声優になれるのかをイメージさせることが大切です。
ただ、先ほども言った通り、自分の自慢話にならないように注意してくださいね。
面接室退出から帰宅まで
面接が終了したら礼をして、退出するときに、「失礼いたします」と言ってから退出しましょう。
退出後にホッとして解放された気持ちになるかもしれませんがまだ早いです。
面接会場を出て、少なくとも別の場所に移動するまでは、審査が続いていると思って緊張感を保ちましょう。
声優オーディションの関係者の目はどこにあるかわかりませんよ。
緊張感を保って合格を勝ち取ろう!!
以上が、声優オーディションで気を付けるべき面接マナーになります。
それほど難しいことはなかったのではないでしょうか。
声優オーディションに合格すれば、あなたは自分の夢に近づくことができます。
そして、声優になるための覚悟を持って取り組んでいれば、あなたは声優になれる資格があるはずです。
自信を持って、声優オーディションに挑んでください。
以上を持ちまして、声優初心者向けの声優を目指す人への無料講座は終了となります。
私のブログを読んでいただきありがとうございました。
今後もこのブログでは、声優になりたい人向けのオーディション情報やおすすめ情報などを発信していきます。
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